ダブルインジェクション
ダブルインジェクションとは
研磨(度数出し)の後、色の濃淡が発生しない製品の生産が可能。
一つの成形機の中に2セットの金型を設置し、稼働側の金型をロータリーテーブルにて回転させて成形する方法です。
ダブルインジェクションの成形方法
一次・二次同時に溶かしたペレットを金型内に射出(インジェクション)。
例えば、1.5mmレンズ(着色ペレット)と厚肉部成形(透明ペレット)など、異なる色、材質をそれぞれの型で同時に射出成型します。
型開き後、二次成型品のみ製品取出し、ロータリーテーブルを回転させ、一次成型品の下に二次成型を行います。
ダブルインジェクションの特徴
着色ペレットの使用を抑えることができ、小ロット生産に対応できます。
お客様ご希望の調色ができます。
肉厚製品の場合は通常1回の成型で作成しますが、ダブルインジェクションの技術を使うことで成形を2回に分けて行えるため製造時間が短縮できます。
カラーバリエーション・2色の組み合わせ成形が出来ます。擦傷性を上げる(傷がつきにくい表面処理)ハードコートも自社内で加工しています。
レンズの場合、研磨(度数出し)の後、色の濃淡が発生しない製品の生産ができます。